【のの歯科】金沢 野々市 白山の歯医者
インプラント治療

インプラント治療

インプラント治療を受ける前に必ずお読みください

インプラント治療を考えているということは、歯を失ってしまった、または何かが原因で抜歯しないといけない状態なのではないでしょうか?

インプラント治療はとても良い治療ですが、インプラント治療を受ければ現在の悩みが根本的に解決されるということではないと思います。まず、歯を失ってしまった原因を考える必要があり、それを解決せずにインプラント治療を受けても、今度はそのインプラントを失うことになる可能性も十分にあります。

インプラントの細菌に対する抵抗性は、天然の歯よりも弱いということが多くの研究結果で出ています。

歯を失う原因は、多くの場合、歯周病か虫歯です。具体的には、細菌のコントロール(歯磨き)の不足と悪い生活習慣(食習慣や喫煙習慣など)です。

インプラント治療は原因を取り除く治療ではなく、機能を回復する治療です。そのため、インプラント治療を行う前に、トラブルの原因を取り除く必要があります。それなしにインプラント治療を行うことは、やめておいた方が良いです。

インプラント治療

当院では、歯を失った際の治療方法の一つとしてインプラント治療をご提案しております。インプラント治療とは、他の歯に負担をかけずに歯を補う唯一の治療方法です。1984年に日本で初めてインプラント治療が行われてから40年が経ち、世界で年間1200万本のインプラント治療が行われていますので、一般的な治療になっていると言えます。

日本では、インプラント治療が先進国の中で最も少ないとされています。その理由は、日本は国民皆保険制度があり、ブリッジ治療や入れ歯治療が安く、早く、提供されているためであると考えています。この保険制度は日本国民誰もが同じ値段でどこでも治療が受けられるため、その観点ではとても良い制度です。

治療の成功率と周りの歯への影響

では保険治療で長期的な健康は実現できるでしょうか?

保険治療での治療の経過の報告(青山.2007)があります。

歯を失った場合の代表的な治療方法のひとつである、保険診療でのブリッジ治療が機能している確立は3年後78.8%、5年後55.6%、10年後31.9%です。平均で7年持つ治療です。また、ブリッジの失敗の原因のほとんどは支ている歯のむし歯ですので、支ている歯が失われてしまう可能性もあります。そのため、歯の喪失が拡大していくことが前提の治療になります。

海外では保険制度がないため、ブリッジ治療するとしても30-40万ほどの治療費がかかります。

そのため、成功率や周りの歯への影響も考えると、インプラント治療が選ばれることが多いです。

また、もう一つ歯を失った場合の代表的な治療方法である、保険診療での入れ歯治療に関してはどれくらい持つなどというような報告はほとんどありません。日本国が決めた材料、設計、やり方でしか治療ができず、海外ではまず存在しない治療であり、日本の臨床研究でも報告はほとんどありません。

保険診療ではありませんが、世界的にみて妥当性のある治療においてはいくつか報告があります。

下の部分入れ歯は10年で50%が失敗、上の入れ歯の使用率は10年で80%(2003.Vanzeveren)、5年で使用率58.9%(Wetherell)、5年で使用率75%、10年で50%(Vermeulen)という報告があります。

数年おきに作り替えが必要になることが前提になる治療であることがわかります。

また、部分入れ歯のバネがかかる歯はむし歯、破折の確率が3倍、喪失の可能性が5.5倍になります(miyamoto.2007)ので、歯の喪失の拡大を防ぐことは難しいと言えます。

インプラント治療の成績は、10年で成功率97.0%(Buser.2012)、20年で93.1%(Roccuzzo.2022)という報告があります。また、周りの歯に負担もかけませんので、歯の喪失の拡大を予防することが可能と言えます。

インプラントとは

歯を失った部位の骨に、ネジ状の医療機器を埋め込み、その上に人工の歯を取り付ける治療法です。

インプラントはむし歯にはなりません。しかし、歯周病と似たインプラント周囲疾患になることがあります。主な原因はプラークと呼ばれる細菌、つまり磨き残しのことです。そのため、ご自身で口腔内を清潔に保てる方にしかインプラント治療はおすすめできません。また、歯周病がある方の場合、治療を行い、治ってからインプラント治療が始められるようになります。

インプラント周囲疾患

インプラントも天然の歯のように病気になることが知られています。歯周病と類似していると考えられています。

インプラント周囲の粘膜だけが炎症を起こしているインプラント周囲粘膜炎はインプラント治療した人の63.4%、それぞれのインプラントに限って言えば30.7%が罹患しています。インプラント周囲の骨にまで炎症が進み、骨が溶けていくインプラント周囲炎はインプラント治療した人の18.8%、インプラントに限って言えば9.6%罹患しているという報告があります。(Atieh, 2013)

インプラント周囲炎の治療方法はまだ確立されておらず、罹患したインプラントは撤去しないといけなくなることも少なくないです。そのため、予防することが大切となります。口腔内をご自身で清潔に保てることや喫煙などの悪い生活習慣を辞め、良い生活習慣を身につけていただけるようにメインテナンスなどを通じて支援させていただきます。

インプラント治療の流れ

  • 相談

    1. 相談

    初回は無料で相談を受けたまっています。
    CTの撮影などが必要な場合は撮影料を頂戴致します。

  • 資料採取

    2. 資料採取

    初診時に行う資料取りとは別に、精密な審査・診断に必要な資料取りをさせて頂きます。
    顔貌写真、口腔内写真、パノラマX線写真、デンタル10法、咬翼法、CT、研究用模型、フェイスボウ、中心位記録など

  • 治療計画

    3. 治療計画

    取らせて頂いた資料をもとに診査・診断し、治療計画、お見積りを作成いたします。

  • 説明

    4. 説明

    診断結果、手術説明、治療計画、お見積りについてご説明させて頂きます。

  • サージカルガイド試適

    5. サージカルガイド試適

    サージカルガイドとは、事前に計画を立てた位置に正確にインプラントを位置付けるために作成されたマウスピース方の装置です。
    口の中にサージカルガイドを装着して、フィットを確認します。
    その際に、かたつきがあったり、はまりが悪い場合は、再度型取りを行い、作り直します。
    安全で手術を行うために、大切な工程になります。

  • インプラント手術

    6. インプラント手術

    一般的な手術では、抜歯より侵襲も少なく、サージカルガイドもあるため、安全に手術を行うことが可能です。
    同時に骨を作る場合やインプラントの安定性が取れない場合は一度歯肉の中に埋める2回法になります。
    単純な手術でインプラントの安定性が取れる場合は1回法で行うため、手術回数を減らすことができます。

  • インプラントの安定性の確認 インプラントの安定性の確認

    7. インプラントの安定性の確認

    手術後はインプラントが骨と化学的に結合するのを約2-6ヶ月待ちます。
    その間、インプラントに力がかからないようにすることがとても大切です。
    インプラントの安定性を機器を使用して確認します。
    (手術の際にも同様に計測しています)

    インプラントの安定性の確認
  • 型取り

    8. 型取り

    仮歯を作成するために型取りを行います。

  • 仮歯セット、調整

    9. 仮歯セット、調整

    仮歯を口腔内で調整していくことは最終的な被せ物を審美的・機能的・清掃性が良いものを制作するために大切な工程になります。

  • 型取り、調整

    10. 型取り

    口腔内で調整した形態が歯科技工士に伝わるように型取りを再度、行います。

  • 最終的な被せ物の装着
    最終的な被せ物の装着

    11. 最終的な被せ物の装着

    歯科技工士が作成した最終的な被せ物を口腔内で微調整を行い、インプラントに装着していきます。

  • メインテナンス

    12. メインテナンス

    3ヶ月に1度、歯科衛生士によるメインテナンスが必須になります。
    セルフケアの状況が悪い場合短期間での歯ブラシの確認、指導が必要になります。

のの歯科での治療した症例紹介 【40代 女性:右上の歯が痛む】

STEP1

右上の前から4番目の歯が割れており、歯の保存が不可能なため抜歯となりました。
また、奥歯の銀歯を綺麗に治したいというご希望もありました。

STEP2

抜歯後は他の歯に負担がかかる治療は避けたいとの希望があり、インプラント治療となりました。
また、奥歯が金属のブリッジ(真ん中の歯が無いため、両隣の歯を支えにした連結された被せ物)を綺麗に治したい、そして支えの歯を負担を無くし長く持つようにしたいとの希望がありました。
元々、歯の無い部分にもインプラント治療を行うこととなりました。

STEP3

割れている歯の抜歯と同時にリッジプリザベーション(抜歯した後に骨が吸収してしまわないようにする処置)を行い、骨の治癒を待ちます(約3ヶ月)。
写真(During)は、インプラントの手術を行なった後のものです。奥歯のブリッジも外して、1番奥の歯は仮歯になっています。
インプラントと骨が結合するのを待ちます(約2~6ヶ月)。型取り、仮歯のセット、調整を行い、審美性・機能性・清掃性に問題が無いことを確認しました。その後、最終的な被せ物の型取り、セットをしました。

AFTER

治療期間 約1年
治療回数 15~20回
※検査や歯周病治療の回数を含む
治療費 1,140,000 円
※保険治療での歯周病治療の金額は含まない

治療費の内訳

リッジプリザベーション*1 50,000円
インプラント手術*1 250,000円
(サージカルガイド、仮歯費用含む)
セラミック上部構造*1 150,000円
セラミッククラウン*2 120,000円
インプラント手術*3 300,000円
(サージカルガイド、上顎洞挙上術費用含む)
セラミック上部構造*3 150,000円
セラミッククラウン*4 120,000円
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