1つもむし歯がない状態の子供の頃から歯科医院に行き、むし歯にならない習慣や歯ブラシの仕方を学び、生涯その状態をキープしていくことが理想的です。小さい頃にむし歯になると、その頃から治療の繰り返しサイクルにのってしまい。40代、50代と比較的若くに歯を失うことになってしまいます。できる限り治療介入のタイミングを送らせて、歯の寿命が体の寿命を越えなくてはいけません。そのためにも、小児の頃からケアが大切になってきます。
日本の子供たちの一人当たりのむし歯の数は、中学生くらいで急激に増加し始め、20歳の時点でその2倍の数のむし歯になっているのが国の調査で明らかです。
そのため、小児の頃から、少なくても青年期までにはメインテナンスが定着することが望まれます。歯に限らず言えることですが、予防はより早期にとりかかれるほど将来起こりうる問題を減らすことができるため、子どもの頃から自然とできる予防を習慣づけることが重要だと言えるでしょう。
むし歯や歯周病など、歯や口の中の病気のことを知った上で、それらの原因につながっている習慣を改善すること、またそれを早い時期から行うことがとても重要なことです。